鉄ファンbaijingのブログです。鉄道や日常生活の出来事を綴っていきます。


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2008/07/14

天に上がった奈良駅

この度、JR関西本線が高架になったJR奈良駅
新聞にも掲載され、一度は見に行った方もいるのではないでしょうか?
踏切の廃止により周辺の道路状況の改善が大いに期待されます。
しかーし、まだこれで全てが終わった訳ではありません。
桜井線ホーム・地上線の撤去などまだまだ課題は残っています。
今回はそんな”とりあえず一段落”なJR奈良駅のお話。


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7月13日(日)に訪れてみました。


↓有名な旧駅舎。
柵に囲まれ大切に保存されています




JR奈良駅は東から順に1~5番ホームまであり、
今回は関西線の2~5までが高架になりました。
種別と行き先でホームが振り分けられているようですが、
ざっと見たところ2・3番が乗車中心、
4・5番が降車中心といった感じです。
大阪側には留置線もあって、
大和路線の普通が折り返しとしてよく利用しているようです。




桜井線用の1番ホーム。
まだここだけ地上、よってこの駅は未完成です↑
↓高架ホームへと繋がる通路にて。
改札からホームまでは結構遠いです。
足下では地上駅のころの線路を片付けています




真っ白なバラストが気持ちいい高架線↑
↓天王寺側を望む。
右が関西線、左が桜井線に繋がる新線です




名古屋側にて。
旧駅舎や若草山、ちらっと五重塔が見えたりします↑


放送はこれまで通りメロディー無しの物が使われていますが、
最近JRのリニューアルした駅流れている
小鳥のさえずりはここでも耳にすることができます。
第1印象なんですが、
どうも新しい高架駅として印象が強すぎるのか
福知山駅を思い出します。


大抵の場合駅が高架になると、
旧駅舎独特の配線はそのまま無くなっていくものなんですが、
JR奈良駅はそういったことなく変化を続けており、
名残惜しさを極力感じさせない流れをとっていると伺えます。
そういった面でこの駅は、
新しさを取り入れる一方で古さも残す
あらゆる人の感性に負担をかけない駅だと思います。



今は無き急行かすがの終着駅だったJR奈良駅。
今後、JRの一主要駅として、
交通緩和の心強い触媒として、
古都奈良の新しい玄関口として機能していくことでしょう。
完成を期待します!












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新しくなった高架駅にやってくる大和路四天王の皆さん



103系 221系
201系 223系























この先の内容は相当病んでます。
車両自体のイメージを崩すかもしれません。


しかし決して私が悪いわけではありません。
悪いのは受験勉強とこの前の期末考査です。
















































223:
私、奈良に来たときはもう工事をやってたので
よくわからないんですが、地上駅時代の奈良はどんな感じだったんですか?

201:
僕が入ってきたときも工事中やった

221:
どっちかいうと配線とかはあんまし変わってないな。
若干変わったとこもないわけでもないけど

103:
駅はともかく踏切が酷かった
あのじろじろ見られる視線は相当キツかったぜ

221:
それでもよう励まし合いながら乗り越えたもんやな
これで少しは気楽に加速できるもんな

103:
俺が空笛鳴らすからって耳塞いでまってやがる奴もいるんだぜ
あれはムカツクったらありゃしねえ

221:
まあまあ、それはお互い様やって




223:
あの旧駅舎は本当にずらしてあそこまで持って行ったんですか?

221:
そうやな。
車輪かタイヤみたいなんを下に入れてコロコロコロコロと…

201:
てゆうか最初あれが何やったんか分からんかった。
プレハブの駅舎でずっとやっていくもんやと思ってて
それやったら左の古いのを使った方がマシかなと

103:
おいおい、ナメてかかっちゃ困るぜ

221:
もうちょい勉強しなさんな

223:
京都駅とかで話聞いたりしなかった?

201:
すんません…




221:
それにしても最近の大和路線は顔ぶれの変化が激しいな

201:
僕、最近東海道線から引っ越してきますた

103:
207とか321に追い出されたんだな。
あいつらには性能では絶対勝てねえ

223:
加速はあちらの方がまだ上手ですね

221:
でも安心しいや。
大和路線では区間快速・快速の仕事がちゃんとあるから。
優等列車としてしっかり働いてもらうで

223:
私も出来るだけ頑張ります

103:
は~あ、お前らエリートは良いよな~
221なんか紀伊田辺だか福知山だかあっちこっち顔出してるし、
223なんか関空快速とか新快速を専門職に請け負っちまってさ。
仕舞いには四国まで顔を出したりもしてるし

223:
マリンライナーのことですね。
あれは5000番台で私ではありません。
新快速に就いているのも1000・2000番台で私は6000番台です。
それに6000番台はそれほど羨ましがるほどでもないですよ。
直通快速も東線ではそれ程速く走れないですし
運転席に”221系と同性能”なんてレッテル貼られているんですから

221:
なんかそれグサッとくるで………



221:
話変わるが、今回の高架化で
ポイント部分の枕木がコンクリートに変わったやろ。
あれで揺れが減ったんはホンマ助かる

201:
大和路線はともかく桜井線は枕木が完全に木やから
そっちと比べたら全然ちゃうで

223:
スラブになったことも多少効果があるようですね。

221:
桜井線も効果になれば向こう経由難波行きの運用も
いいスタート切れるんやけどな

201:
激しく期待

223:
私が直快として走る区間には問題ないですがねフフフ…


103:
お前らっ、さっきから揺れが少ない少ないって何度も。
俺なんかな、このガタガタバネのせいでな
そんな改良加えただけじゃぜんぜん揺れ減らねえんだぞ

221:
ええやんか。
国鉄ファンはコイルバネの方が好きやねんし

201:
僕が来るようになってらがっかりする環状線ユーザーもおるんやから

223:
私も嵯峨野線に臨時で入るときは結構ファンの方を気にしますよ

221:
103らしくないで

103:
いーや!
俺はこんなガタガタバネは捨てる!
他の同系列が何を言おうと関係ねえ

221:
コイルバネに嫌気がさす国鉄型なんか初めて見たで

223:
その揺れこそ国鉄電車の代名詞じゃないですか

221:
揺れを目当てにJRを使う乗客も沿線にはおる!

103:
どこにいるんだ?
そんな乗客今まで見たこともないぞ。
こっちはな、頑張って走ってやってるのに揺れるのが怖いから
次の221で行きたいってゆうガキがいたんだ。
20年前にもいい年のオバハンにも怖いって言われたんだぞ

221:
それはそっちがまだ知らんだけや

103:
兎に角だ、誰かそのフワフワバネよこせ!

223:
無理です

201:
やだ

221:
あかん

103:
何だとぉぉぉぉ~~~~
お前ら貴様~~~
だれのお陰で国鉄JRはやってこれたと思っんだ?

よこせ!!



フォォォォンガタゴトガタゴトフシュゥゥゥゥゥガタゴトガタゴトフォンフォン♪♪/♪/♪♪/♪/♪♪~





(地上ホーム)

105:
………………
どうも上のホームが騒がしいが…







ガタゴトガタゴトピンポン/ピンポーンガタゴトガタゴトガシャンガタゴト

105:
………………








ドカーーーーーーン!!!!!


105:
真面目に運用につけえええい!!!!!



103&221&201&223:
すみませぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん

2008/06/29

ダイヤが乱れて

お久しぶりです。
学校やら予備校やらで忙しく
まともに更新ができないでおりましたbaijingでございます。

さてさて、昨日6月28日(土)は講座で学校に行きました。
大和朝倉でいきなり9020(大阪線では1編成しかない)に、
生駒で24系(加速の音が断トツで好み)に当たり、
今日は何かあるかもしれないと予感しながら学校へ。
まあ、学校では特に変わったことは無く講座終了。
土曜日はいつもならこの後西大寺にある予備校に行くのですが、
この日は用事があって家に帰ることにしました。

けいはんな線では再び24系に当たり、
直前でVistaEXと併走しながら生駒へ。

と、ここでトラブル発生。

瓢箪山で発生した車両故障により遅延が発生。
橿原線や大阪線にも影響が及び、
西大寺では本来2番線に入る筈の急行が1番線に入るなどの変更がありました。

近鉄は関西私鉄の中でもとりわけ路線間の絡み合いが強いが故に、
1つの車両のトラブルが他の路線に次々と響いてくる訳ですね。
一方で、情報表示に関してはJRほどシステムが整っていないため、
LED掲示板も柔軟性に欠けるといった課題もあります。
せめて“約4分遅れ“ぐらいはLEDに表示して欲しいところ。

なんて事を考えていましたところ、
実は大阪線の方が影響が大きいようでして、
準急|榛原朝倉で運転を取りやめ
後続の急行|青山町朝倉・長谷寺に臨時停車させる対応を強いられていました。

朝倉に急行が止まる
マジか!?\(゜□゜)/

試運転や鮮魚はともかく急行が止まるのは千載一遇のチャンス!
これは見逃してはいけないと思った私は
ひとまず準急|大和朝倉で“終着駅“へ。
3番線にもこりゃまた急行|上本町が止まってるではありませんか。
準急は1番線で乗客を下ろして方向幕回転した後、
普通|上本町と表示してそのまま出ていっていきました。
そしてポイント手前で待機していた急行が入線。
長谷寺に向かう乗客はこれに乗っていきました。
28009020ですか…
てかこれ朝乗った編成じゃん(゜Д゜)
行きしなに乗った編成に帰りも出くわすことになるとは…

実際、停車した急行は上下線合わせて2本だけのようで、
それ以降の列車はいつも通り颯爽と走り抜けて行くのでした。
そうは言っても、この日大阪線では
実質新しい運用系統が生まれたことになりますね。

準急|大和朝倉
停車駅:
鶴橋 布施 八尾 河内山本 高安 河内国分 以遠各駅

急行|青山町
停車駅:
鶴橋 布施 河内国分 五位堂 大和高田 大和八木 桜井
大和朝倉 長谷寺 榛原 室生口大野 三本松 赤目口 名張 桔梗が丘 美旗 伊賀神戸


個人的には本数が3本→6本に増えるからこんな系統があると助かるんですが、
沿線を見渡しても速達を止めるほどの物が無いので定期化は無理でしょうね。

しかしながら私、今回のを含めて
朝倉の急行停車に実は3回遭遇しているのです。
保育所に通っていた頃、東青山の四季の里への遠足で、
帰りの急行が臨時で止まってくれたのです。
わざわざこんな1施設のためだけに止めてくれたことに感謝感謝m(_ _)m



方向幕回転中(クイズで使えるかも…)↑
↓普通|上本町を掲げそのまま発車。
写真では見えませんが、この先のポイントで急行が待ちかまえています




朝倉に止まった急行は上下線合わせて2本だけで、
そんな中で9020系がドアを開けているのは限りなく珍しい訳です。
確率はどのくらいなんでしょうか?↑
↓この列車は桜井から各駅に停車することになりました


2008/04/09

LEDが…

4月8日(火)より私の通っている高校で新学期がスタートしました。
6:30の起床はとても眠たく、
乗り過ごさないようにやや早めの電車で登校することにしました。
電車を乗り継いで生駒へ。
ここまで来ると眠気も頂点に達し、
数分待って学研奈良登美ヶ丘行き(7000系パステルでした)のシートに
座れたときはどこまでも眠っていたいと思ったほどでした。

しかーし
そんな重苦しい眠気を一瞬で覚ますような事件(?)が発生したのであります。

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生駒停車中

LED:この電車は、長田・本町・大阪港方面、コスモスクエア行きです
for COSMOSQUARE

放送:この電車は、”学研登美ヶ丘”行きです

LED:この電車は、大阪港・本町・長田・生駒方面、学研奈良登美ヶ丘行きです
for GAKKEN-NARA-TOMIGAOKA

生駒発車

放送:ご乗車ありがとうございます
この電車は、学研奈良登美ヶ丘行きです
次は白庭台です


LED:主要駅までの所要時間
本町…XX分、森ノ宮…XY、長田…YY分、生駒…ZZ分

LED:次は、大阪港(C11)

トンネル突入

LED:まもなく、大阪港(C11)

放送:まもなく、白庭台、白庭台です

LED:まもなく、白庭台(C28)

白庭台到着

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1番線からの折り返しですか~
”学研登美ヶ丘”ですか~
手動放送ですか~
生駒の東側が大阪港ですか~

新学期早々テンションが上がりましたが、何だったのでしょう?



実際の写真。
窓の向こうに見えるのは東生駒車庫↑
↓これが正しい表示だったら私は確実に遅刻しています

2008/04/02

113系でGO!

4月1日(火)に茂樹さんと
乗り鉄で丹波の方に行ってまいりました。
恐らくこれ以降暫くの間はこのような大規模な旅は無いでしょう。
なので最後になってもいいように有意義に楽しむことにします。

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郡山→〈普通〉→奈良→〈みやこ路快速〉→京都→〈普通〉→保津峡

途中、峡谷の風景がきれいな保津峡で下車します。
都会から僅か10数分とは思えない秘境駅で撮影を楽しみました。
雨が降ってきたり園部行きに乗り遅れるなどのハプニングもありましたが、
1時間に3本電車が来るおかげで無事に20分後に
次の亀岡行きに乗ることが出来ました。

JRの旅では1時間に3本を高頻度運転
と考えないと後がついていけません。



113系の快速が高速で通過するときにはものすごい振動がきます↑
↓保津峡は橋の上にある駅。
ホームがやたら長いです



少しぼやけていますがトロッコも撮ることが出来ました↑

保津峡→〈普通〉→亀岡→〈普通〉→園部→〈普通〉→福知山

終点で待っては後続に乗り継いで進むという
少々非効率な乗り方で福知山へと向かいます。
山陰本線は亀岡・園部と進む度に本数が減り、
折角移動しても先に進む列車が無いために、
結局”後のヤツに乗っても良かったんじゃないか~
という事態に陥ってしまう訳です。
まあこれはJRの地方路線では珍しいことではないんですがね。

さて、そんなネガティブな感想は置いといて、
ローカルムード深まる山陰本線の旅を楽しむことにしましょう。

園部まではある程度通勤路線の趣があるのですが、
そこから先は列車も2両となり、ひなびた風景の中を進みます。
原生林のような森谷間を流れる清流カーブの多い単線
こういった路線にはやはりコイルバネ台車の113系がピッタリです。
この界隈向けに改造された2両編成は地元の方々で賑わい、
地域のための電車という風情が出ていした( ´∀`)

因みに、これで亀岡~綾部をクリアし、山陰本線の京都~福知山を制覇しました。
綾部~福知山は昨年小浜線に乗りに行った時にクリアしています。



山家にて。
中間車に運転台が付けられた独特の顔つき↑

福知山→〈普通〉→篠山口→〈快速〉→大阪

約1年ぶりにやって来ました福知山
到着するや否や
北近畿丹後鉄道の特急タンゴエクスプローラーが止まっていました(°∀°#)
帰りは福知山線経由で大阪まで向かいます。
前回は快速でそのまま大阪に帰れたのに対し、
今回は篠山口で乗り継ぐスタイルをとりました。

事故により過密ダイヤが問題視された福知山線ですが、
逆に福知山~篠山口は空疎ダイヤとなっています。
そして、田舎から都会にかけての風景の変化がよくわかる路線でもあります。
初めは山あいの単線区間を1時間ほどひた走りますが、
篠山口で路盤が良くなりスピードアップ
新三田で列車を増発、三田から快速運転を開始
風景もベッドタウンへと変わります。
と、思えば峡谷地帯に突入。
スラブ軌道を高速で駆け抜けるのが気持ちよく、
宝塚を過ぎれば大阪の都市部に入ります。
ローカル線に浸っていた気分をジワジワと都会のものに戻してくれる訳です。
福知山線といえば事故による負のイメージが強いのですが、
それを除けば本来はとても旅情溢れる魅力的な路線なんだと思います。
特に夜の場合、大阪の高層ビル群の夜景が見えてくると
”あ~帰ってきたなあ…”という気分になります。

↓1日2本、福知山線経由で新大阪まで乗り入れてくるタンゴエクスプローラー。
小田急VSEにも似ていますが、こちらの方がだいぶ先にデビューしています



なんじゃこりゃと言いたくなる顔の113系が篠山口までのお供↑
↓列車の遅れは柏原のLEDにも影響を及ぼします。
私達が乗っているのは113系2両”特急北近畿18号新大阪行き?”




大阪に到着してすぐ10番ホームにキハ181系はまかぜが!↑

思えば京都を出発してから、
113系のコイルバネ台車に5時間は揺られていたような気がします。
まさに113系三昧!
乗り慣れた近鉄とはまた違ったJRの雰囲気に浸ることもでき、
実に充実した1日でしたo(^▽^)o

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それでは最後に、今回のルートのおさらいです。

大和朝倉→〈近鉄〉→大和八木→〈近鉄〉→近鉄郡山
→JR郡山→〈JR〉→奈良→〈JR〉→京都→〈JR〉→保津峡
→〈JR〉→亀岡→〈JR〉→園部→〈JR〉→福知山
→〈JR〉→篠山口→〈JR〉→大阪→〈JR〉→鶴橋
→〈近鉄〉→五位堂→〈近鉄〉→大和朝倉

2008/03/31

BVEの最近の状況

BVE生駒線の制作ですが、

多忙のためまともにできる機会をあまり得られず、

王寺~竜田川の完成に留まっています。

一応SSを載せておきます。




王寺。
JRの線路は運転席から見えないのでカット↑
↓信貴山下駅。
日中なら本来反対側のホームには電車が止まっています




勢野北口。
地形の再現に苦労しました↑
↓竜田川まで行く途中の林。
実際は右に池がありますがここではカット




竜田川。
直線なので比較的スムーズに制作ができました↑

できればキリの良い平群まで延ばしたいのですが、

高校3年ということでPCに触れる機会もめっきり減ってしまうと思います。

実際、BVEの制作には相当な時間と試行錯誤を要します。

期待して下さった皆様にはそういったことを承知の上で

ご理解いただけるようお願い申し上げますm(_ _)m

2008/03/29

大阪の東を通る線

今春、JRに新たな路線が加わりました。
その名も”おおさか東線”。
簡単な単語をわざわざ平仮名表記にしているのには違和感がありますが
”大阪東線”としてしまうと近鉄の”東大阪線”と間違いそうですし、
大阪東部を通る路線であって東大阪を通る訳ではないんですね。

さて、3月28日(金)におおさか東線を訪れてみました。
今回はJR河内永和からのスタートです。



”河内”という冠詞の前に更に”JR”が付いたくどい駅名。
行書体がまた斬新です↑
↓LEDには同じ行き先がずらり




独自性を強調した方向幕↑

おおさか東線は貨物線を旅客向けに改良してできた路線。
なのでルート自体は昔から存在しており
完全な新線ではないんですね。
平日の昼間ということもあって利用者は疎らでしたが、
それでもサラリーマンっぽい人がいたりと
需要自体はしっかり存在するのでしょう。
車両は大和路線をベースとしているのか
大抵が201系で、時々103系も来ます。
この前のニュースでは日中に走る223系の姿もありました。

そして路線に花を添えるのが1日4往復直通快速
久宝寺~放出をノンストップで結ぶ優等列車でラッシュ時のみの運用です。
日中になると優等列車はなく、
1時間に普通が4本
久宝寺~放出をひたすら行ったり来たりする
地下鉄のようなダイヤでなんか単調。

しかし、これだけで終わらないのがおおさか東線。
直通快速のない日中に
LED案内機に”通過”と表示されると…

























こんなのがやって来たりします↑
↓てか貨物長いよ貨物



JR河内永和で撮影をした後は久宝寺へ、
折り返し放出に移動して路線完覇です。

日中は利用者が少なく
223系4両でも充分な感じがしました。
ですがおおさか東線を必要とする住民がいるのも事実で、
今後、少なからず南北アクセスの重要ルートとして機能することでしょう。
新大阪までの延伸を期待します。



よく見かける201系↑
↓真新しいバラストが気持ちいい高架橋。
ですが時々このように謎の側線を見つけたりします




久宝寺や放出では幕回転による妄想も楽しめます。
写真は”放出発おおさか東線・桜井線経由高田行き”↑

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それでは最後に本日のルートのおさらいです。

大和朝倉→〈近鉄〉→布施→〈近鉄〉→河内永和
→JR河内永和→〈JR〉→久宝寺→〈JR〉→放出
→〈JR〉→鴫野→〈大交〉→蒲生4丁目→〈大交〉→心斎橋
→四ツ橋→〈大交〉→西梅田
→〈大交〉→なんば→難波→〈近鉄〉→上本町→〈近鉄〉→大和朝倉

2008/03/10

イタい事故

昨日はとんでもない事故がありましたね…


名古屋線の南が丘~津新町間の踏切でULnext乗用車が衝突
しかも電GOで起こるような”踏切内立ち往生”ではなく
横から突っ込んできました”パターン。
大阪方から2両目、抵抗器やブレーキ作用装置などが
大きな損傷を受けたようです。


確かに、車両の前面にはスカートなどが付けられています。
しかしこれはあくまで真っ正面からの、
さらに軽い物に対応している程度であって、
今回のように”横からの衝突”に関しては
全くの無防備といってもいい程です。
それに車に乗っていたボリビア人は無免許
車を運転する者としてのモラルがしっかりしていなければ
事故は防げなかったと言えます。


こうなってくると鉄道の安全というのは
鉄道側がどれだけ注意を払ったとしても
確保できるものではないんですね。
危険は思わぬ方向からやってくる
これだから乗り物は難しいわけです。



それにしてもよりによってnextですか…
まあ、どんな車両も事故に遭ってはならないわけですが、
近鉄を代表する車両がこのようになってしまっては
ファンとしては悲しい以外に言うことがないですねOTL
中川界隈ではnext+一般特急12両が走る
極めて珍しい光景も見られたわけなんですが…

2008/02/09

「授業が終われば雪国だった」

今日は半日授業があったので高校に行きまして、
1時限目の国語が終わった頃から降り始めました。
気が付けば辺り一面の雪景色
帰りは滑らないように徐行しながら学研北生駒まで向かいます。
折角なので鶴橋回りで帰ります。
石切からの大阪平野は真っ白、鶴橋がどことなく札幌に見えてきました。
東花園では新たな高架線が東側に造られたりして少しずつ工事が進んでいます。

それと今日は大阪私立の高校受験があったんですね。
私も2年前は同じように問題用紙と向き合ったものです。


ここで受験と雪に関するエピソードを1つ。

中学3年の2005年12月、とんでもない大雪の日でした。
ちょうど塾の勉強合宿と重なっていまして、
兵庫県三田のウッディタウンまで貸切バスで向かうことになっていました。
ところが雪のために中国自動車道が大渋滞
時間のことを考慮し、急遽
宝塚から電車に乗り換えることになったのです。

JR宝塚
普通特急より先行させるなどダイヤが乱れる
207系(旧塗装)普通|新三田に乗車

生瀬
渓谷地帯に突入

西宮名塩
ホームの両端がトンネルの中にあるという構造にsurprise

武田尾
構造は西宮名塩と同じ
車内は混んでいるのに辺りは”山”

道場
次の三田までの区間でこの日一番飛ばしたと思う

JR三田
意外とシンプルな構造の駅だった

神鉄三田
形式は覚えていないが古い車両だった
神鉄ってワンマン放送だったんですか( ゜O ゜)”

フラワータウン
高架橋の幅が広いので複線だと思ったら実は単線でsurprise

ウッディタウン中央
漸く到着
ここから雪の中を数十分歩くことに

まさかのアクシデントでしたが、
初めて乗る福知山線初めて行く三田初めて乗る神鉄
いろいろな意味で思い出に残る体験でした。
帰りは渋滞もさほど酷くなくバスでそのまま桜井まで戻ってきました。
この後は翌年まで電車乗らず
よって私が2005年最後に利用した鉄道会社は神となったのでした。

2008/02/06

地獄急行KL

昨日の朝の橿原線は大忙し。
といってもいつも忙しいですが、
2月5日(火)は奈良県内の私立高校入試がありました。

私はこの時期の登校では
大和八木7:14発、急行|京都をよく利用します。
この急行は原則的に3200系3220系が充当される
いわば”KL筋”な訳なんですが、この日の混雑は並ではなかったです!
なにせ普段から混んでいる車両(6両)に
桜井、高田、橿原方面からの受験生がどんどん乗り込んでくるんですからね~
私が2年前、奈良の某高校へ受験に行ったときもすごかったです。
奈良線快速急行を遥かにしのぐ勢い。
近鉄1の混雑率を誇ったりして…
まるで地獄図

一応、私の周りで起こった簡単な出来事を

大和八木
KL01が来る
橿原方面からの乗客で混んでいる
大阪線からの受験生が続々と乗り込んでくる
私は混雑を避けるため先頭車両の車椅子スペースで立つ

新ノ口(通過)
慣れない環境に受験生は悲鳴を上げている(のでしょうね)
短絡線のポイントの制限が解除されていることに気付く

田原本
受験生、普段の乗客が乗ってくる
もたもたしている内にドアを閉められた受験生の姿も

結崎(通過)
この辺りで飛ばす

平端
天理線に乗り換える集団が降りていく
世代交代のように別の集団が乗り込む

郡山
これでもかという勢いで乗客が乗り込む
受験生の苦痛はピークに(なっているんでしょうね)

九条(通過)
いつも以上に飛ばす
この先のカーブで大きく揺れる
受験生は悲鳴を上げる

尼ヶ辻(通過)
車庫の車両達を見てやっと着いたと一安心
奥にはちらっとはかるくんの姿が

大和西大寺
大量の乗客を吐き出す

とまあ、こんな感じです。
正直言って、KL01が来たのは正解だったと思いました。
最大のポイントは
車体更新の際にバリアフリー目的で設置された車椅子スペース
立ち席スペースとしても存分に効果を発揮しました。
これがあるかないかでかなり違います。
そういった事を踏まえると、
全車両に車椅子スペースを備えて登場したシリーズ21は
混雑時向けに設計されているんだなあと思いました。

2008/02/02

液晶案内板

近鉄奈良線河内小阪のソラリーが
液晶案内板に変わったと聞いていましたので見に行ってまいりました。
生駒から区間準急で小阪に向かいます。



全体像はこんな感じ。
大阪市交で使われているものと似ています↑
↓やって来る列車は2本分表示されます。
準急系は鶴橋より先の駅を表示せず、「鶴橋以遠各駅」とされています




改札階でも液晶に取り替えられていました↑
↓通過




停車↑

阪神との相互乗り入れが開始されると、
奈良線の運用にも大きな変化が起こり、
ソラリーでは対応できないことが予想できます。
その問題を克服するためにも
設定次第で柔軟に内容が変更できるLEDや液晶は効率的なんでしょうね。
ということは、
新大宮や石切、鶴橋など奈良線の駅は殆ど置き換えられる可能性が出てきました。
もしソラリーが消えるとすればそれはそれで寂しいことですが、
近鉄の近代化を感じることができるのなら良しとします。
どうか撤去されたソラリーがファンによって大切に保管されますように。

2008/01/27

西ノ京

急行が西ノ京

休日の昼間限定で停車するようになってから既に1年以上経ちますが、

最近になって漸くソラリーや構内放送で停車駅に西ノ京が追加されました。

写真は橿原神宮前で撮影したものです。



大和西大寺の放送で追加されているのを聞いたので

ここ橿原神宮前でもそうだろうと思い確認しに行っていました。

放送が南大阪線タイプなので違和感があるんじゃないかと思っていましたが

意外にもあっさりと読み上げられていました。

あとソラリー下段の停車駅欄にも細かい変更がされていて

八木と西大寺に「大和」の2文字が入っていました。

放送は依然として「大和」抜きですが…

2008/01/14

ぶらり(?)伊勢志摩の旅

前の記事でもお伝えしたように、お正月は新春フリーパスで一人旅をしました。
一人だけというのは寂しいかもしれませんが、
移動が自由にできたり落ち着いて物思いに更けることができたりして
逆に旅を楽しむには有効かと思います。
さて第一弾として、1月3日(木)に伊勢志摩へ行きました。



大和朝倉6:05発の始発、普通|名張に乗り込みました。
今年最初の列車は9200系でした。
何となくこの始発を利用すると9200系が来るような…

名張からは珍しい急行|名古屋伊勢中川へ、
連絡の急行|鳥羽で伊勢を目指します。
この列車は宮町にも停車しまして、折角なので途中下車しました。
伊勢地区には自動改札がほとんど普及していないので、
駅員に見せるタイプのフリーパスは気軽に使用できます。



私が今年初めて見た日の出。スバラシイ!!!↑
↓嘗ては賢島からの普通が日常的に折り返していた宮町の1ホーム



朝日を受けて輝くACE↑
↓近年は中川まで足を伸ばしている普通



伊勢のワンマンといえばやっぱり運賃表!↑

次の普通|賢島五十鈴川に移動します。
やって来た車両は早期にワンマン化させたことから
LED掲示板はなくブザーが付いています。
LEDのある車両はドアチャイムが鳴る代わりにブザーが省略されました。
近鉄ワンマンはブザーのイメージが強いので
ドアチャイムが無くともこちらの方が好きですね。

五十鈴川(内宮前)は質素な感じの駅ですが、
8両特急臨時急行などが運行されており、
多くの乗客が降りていく光景はお正月ムードたっぷりです。
五十鈴川に来た目的はただ一つ。
そう、伊勢神宮を参ること。
日本最高峰の聖地といわれていますからねぇ。
ここは行くしかない!

健康(?)のために2kmの道のりを歩いて漸く到着しました。
新年になってから既に3日経っているものの現地は沢山の人で賑わっていました。
今年1年を無事に過ごせるようお祈りしました。
聖地といわれるだけあって
生い茂る木々や立ちこめる靄からは神々しさも感じられました。
おかげ横町で知られる名店街で土産物を購入。
出来るだけ出費を抑えるために
秋刀魚寿司と伊勢海老風味のポテトチップスにしました。
その後は観光客に流されながらの出発です。

↓参拝客で賑わう伊勢神宮




本殿はこの木の向こう側にありますが、撮影は禁止なので裏から↑
↓五十鈴川に負けず劣らずの人の流れ



お次は鳥羽へ移動します。
五十鈴川沿いをのんびり歩きながら駅に向かいます。
途中鉄橋を渡る列車を撮ったりして、普通|賢島に乗り込みます。
またまたブザー車両でした。

↓こうしてみると2両は本当に短いな…



特急通過↑
↓8両編成を納めて…



ビスタも見参↑
↓下の方から。それにしてもやたら特急多いな…



鳥羽線の特徴の1つで、上下線で橋の構造が異なります↑
↓五十鈴川まで延長された急行|名古屋。VX02来ませんね




車窓から海の見える池の浦~鳥羽↑

鳥羽に到着しました。
隣の中之郷まで海沿いを散歩します。
鳥羽へはこれまでに何度も来たことがあるんですが、
それでもこの鳥羽~中之郷の防波堤にはなんとなく引きつけられていきます。
この日は天気が良かったです。
海が空よりも鮮やかに輝いていました。

↓鳥羽名物、竜宮城!




鳥羽水族館の前にて↑

さわやかな空気に触れながら中之郷に到着しました。
中之郷は鳥羽水族館やフェリー乗り場の最寄り駅である関係か、
普通のみが止まる志摩線の駅では充実しており、
Pitapaが使えたり駅員がいたりします。
ここから賢島方面へは単線となっており、街並みもだいぶこじんまりとしています。
吉野線を海辺に持ってきたような雰囲気です。

ここからは1200系の普通|賢島に乗り込み、志摩横山に移動します。

↓志摩線の駅ではひととおりの設備が揃っている中ノ郷



やたら長く感じる6両編成のISLがゆっくりと通過↑
↓これから鳥羽の急カーブに挑みます



↓『優先座席』って…席ありませんがな



志摩横山に到着しました↑

2両の普通は山間部を抜けて志摩横山に到着しました。
ここは志摩線ではよくあるホームと屋根だけの駅です。
何しに横山まで来たのかと言いますと、
パンフレットや地理の教科書などに載っているような
リアス式海岸の写真が撮れる、横山展望台に行くためです。
簡単な地図を頼りに、西にある山頂を目指します。
とはいっても道中の坂はそれほど急ではなく、階段は展望台付近にある程度です。
横山駅からの道はよく整備されているので歩きにくいことはありません。
既に15:30を回っていましたので早足で登っていきます。
ですが正月にゴロゴロしていたのでいきなり登山という運動をすると足が痛みます。

↓このような階段は展望台付近のみ




40分程登山をして、ようやく第1展望台にたどり着きました。
目の前に広がるリアス式海岸の風景は美しく、
夕日に染まりかけた山々とどこまでも続く太平洋が開放感を与えてくれました。
まさに絶景。
登った甲斐がありました。
夏に来るともっと良いかもしれませんね。



あの島の向こうは太平洋…↑
↓真珠養殖の生け簀が見えます。やっぱり志摩ですね




鵜方の町並みを望む↑
↓第2展望台から



この後、第2展望台第3展望台と西に向かって歩いていき、
登ったのとは別ルートで鵜方を目指して下山することにしました。
ただ第1展望台までとは違い、
雑草が生い茂りカーブが多く階段も急なので
薄暗い夕方に通るのはちょっと怖いです(;´∀`)
舗装された林道に出ましたが、まだ辺りは森。
民家はポツポツと見かけるぐらいで非常に静かです。
歩くことに夢中で写真は撮っていませんが、1人で歩くのは本当に心細いです。



やっとのことで麓の国道まで出てくることができました。
近くにはスーパーもあり、降りてきたぁ~という気分になれました。
ここで日の入りを迎えます。
天気が良かったためとてもきれいでした。



辺りはすっかり暗くなり、鵜方に到着です。
志摩観光の拠点駅としては風格のある駅で、
構内の土産物売り場には特急で帰る観光客で賑わっていました。
ここから特急で帰っても良いんですが、
せっかく乗るなら起点から乗ろうということで、
一旦賢島へ向かいます。
一瞬ではありますが、列車は海を渡ります



特急も止まる鵜方。駅前のツリーはライトアップしたりもします↑
↓普通|伊勢中川。この車両はドアチャイムの付いた編成です



賢島で特急券を購入します。
賢島~名張で通常1280円、
新春フリーパス付録の200円引き券で1080円です。
出来ればそのまま乗りたかったのですが、
予約で満席だとのことで鳥羽乗り換えのパターンをとりました。
今年初の有料特急です。
そのトップを飾ったのは22000系ACE
特急は近鉄のブランドとだけあって客室の空間はひと味違います。
賢島→<22000系|名古屋>→鳥羽→<30000系|上本町>→名張
のルートで特急の旅を楽しみます。
30000系は平屋車両だったので少し残念でしたが、
旅の疲れを癒すには最適でした。
名張で準急|上本町に乗り換え、大和朝倉に帰ってきました。



東の端で肩を並べる普通と特急↑
↓特急の行き先は聞き覚えのあるものばかり。普通も結構遠くまで行きます



↓ACEの車内は静かで落ち着いた空間です



鳥羽の夜景↑
↓名張で上本町行きを見送る



いやぁ~新年早々、いきなり密度の高い1日でした~( ´∀`)
伊瀬志摩はあまり行くことが無かったので今回の旅はとても新鮮でした。
また行ってみたいですね~。

この後、名古屋編へと続きます。
それでは!