鉄ファンbaijingのブログです。鉄道や日常生活の出来事を綴っていきます。


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2007/09/04

大阪乗りつぶし

随分と遅くなりましたが、9月1日に行った
3dayチケットシリーズ第3弾の様子をお送りします。

今回も大和朝倉を始発で出発します。
南海に乗るためなんばに向かいます。



なんばに到着しました。
なんば→和泉中央→中百舌鳥→橋本→極楽橋→高野山
のルートで乗りつぶします。
これで泉北高速南海高野線がクリアです。

泉北高速はニュータウンの中を
ほぼ直線で走っているのでスピードをかなり出します。

高野山に向かうときは、中百舌鳥を急行が通過するので、
途中の北野田まで各停に乗ります。
急行橋本行きで橋本へ、接続の各停で極楽橋へ、
さらに接続のケーブルで高野山に向かいます。

↓和泉中央にて。3000系



急行に乗るためには少し各停に乗る必要が。北野田にて↑
↓ズームカー2000系。こってりした(?)インバータ音を出します



乗り鐵で必ず出くわした急カーブ。今回もすごいです↑

高野線の橋本~極楽橋はいかにも登山電車という雰囲気が出ています。
関西の登山電車といえば神鉄も浮かんできますが
両者は全く異なる性格をもっているような気がします。
神鉄は周囲が開けており比較的に急カーブが少ないのに対し、
南海は木々が密集した深い森の中に急カーブが点在しています。
特に高野下から先は33km/h制限100m半径カーブが連続し、
列車はうねうねと曲がりながら登っていきます。
谷間を走ることから駅はこじんまりとしており、
今にも止まりそうなスピードで走る区間もあります。
神鉄とはまた違った魅力のある路線といってもいいでしょう。
この日は休日ともあってか観光客で混雑していました。

極楽橋~高野山はケーブルを使います。
大量輸送に備えた2両編成です。

高野山に到着しました。
ゆっくり観光もしたいのですが時間の都合でパスします。

↓なかなかこころにくし



↓高野線の利用者がそのまま乗り込んでくるケーブルカー。ICカードも使えます



高野山駅待合室からの眺め。橋本市街など素晴らしい景色です↑
↓極楽橋にて。左の2300系で”下山”します



2300系は南海の通勤型でも珍しいクロスシート車両です↑
↓途中駅では行き違いの時間を利用して撮り鐵をすることも可能。上古沢にて



31000系”こうや”。紀伊神谷にて↑

それから一旦新今宮に戻ってそばを食べ、
新世界をぶらぶらと歩きながら恵美須町に辿り着きます。
これから阪堺に乗ります。

恵美須町→〈阪堺・290円〉→浜寺駅前
→浜寺公園→〈南海〉→住吉大社
→住吉→〈阪堺・200円〉→天王寺駅前

のルートで阪堺も制覇しました。

初めて乗った阪堺電鉄。
併用区間あり家の裏区間あり、
ロングシートの前後に揺られる感覚がなんともいえませんでした。
3dayチケットが使えないので自腹で乗ります。



↑重厚感のあるモ351型。前回も訪れた恵美須町にて

浜寺駅前駅に到着後、近くの浜寺公園を散歩して浜寺公園駅に行きます。
浜寺公園駅舎は現存する中で私鉄最古のようです。
元々終点だった関係でホームが面白い形をしています。

↓レトロな駅舎



なんば方面では、本線上に3番ホームがあり、
その先に待避線が延びる形で4番ホームがあります↑
↓50000系ラピートが通過



左の続き。4番線に停車中の電車は、回送|30000系でございます↑
↓9000系



今回以外と乗れた1000系。近鉄1020系のような存在ですが、
違っているといえば車端部がボックスシートであるということです↑
↓天王寺駅前にて。モ701型



さて、天王寺からは大阪市交で桜川へ、徒歩数分で汐見橋に到着します。
1時間に2本しか電車が来ない南海汐見線(高野線)では、
嘗て高野線の急勾配を登っていたズームカー2両が使用されています。
1編成しか走っていないのに複線なのがミソです。
岸里玉出からは本線で羽衣へ、支線の南海高師浜線をクリアした後、
水間鉄道に乗るため貝塚へ向かいます。

↓閑散とした雰囲気の汐見橋。
将来阪神なんば線と接続するのでしょうか



高師浜にて。ズームカー2200系↑

水鉄は貝塚~水間を結ぶ鉄道で、東急からの移籍車5編成が使用されています。
こちらも3dayチケットが使えないので自腹となります。
単線で、田畑や住宅の裏を14分かけて走るのどかな鉄道です。
因みに私が東急車両に乗ったのは今回が初めてです。



主力車両の1000系、元7000系↑
↓終点の水間。JR奈良駅舎を縮小したような感じです



元南海車両も留置されています↑

日もだいぶ傾いてきました。
そろそろ今回の締めを付けていくことにします。

貝塚に戻った後はみさき公園へ、
南海多奈川線をクリアして和歌山市に向かいます。
こうして南海本線もクリアです。
関西空港へは以前行ったことがあるので、
これにて漸く大阪府内の民鉄全線て乗りつぶしました。

和歌山市に到着したのは19:42。
和歌山港や加太へ行くには遅すぎるのでここで帰途に着くことにします。
旅のフィナーレはやはり有料特急。
20:00発の”サザン”特別車両で、なんばまでの1時間程の旅を楽しみます。

↓夜の多奈川にて



和歌山市で折り返しの”サザン”
これに乗ってなんばまで帰ります↑



疲れているからなのでしょうか、車内に温かみを感じます。
平日の仕事に疲れたサラリーマン達の気分というのは
このようなものなのでしょうか。
夜の泉州の街を走ること1時間、
漸くミナミのターミナル・なんばに帰ってきました。

この後は近鉄で、難波→上本町→五位堂→大和朝倉という
私にとっていつものルートで帰ってきました。

いやあ、疲れました!
南海制覇は流石に無理でしたが、
夏休みの最後を飾るには充分な内容だったと思います。

それでは最後に今回のルートをおさらいしましょう。

大和朝倉→〈近鉄〉→鶴橋→〈大阪市交〉→なんば
→〈南海泉北〉→和泉中央→〈泉北〉→中百舌鳥→〈南海〉→極楽橋
→〈南海ケーブル〉→高野山→〈南海ケーブル〉→極楽橋→〈南海〉→新今宮
→恵美須町→〈阪堺〉→浜寺駅前→浜寺公園→〈南海〉→住吉大社
→住吉公園→〈阪堺〉→天王寺駅前→天王寺→〈大阪市交〉→なんば
→〈大阪市交〉→桜川→汐見橋→〈南海〉→岸里玉出→〈南海〉→羽衣
→〈南海〉→高師浜→〈南海〉→羽衣→〈南海〉→貝塚→〈水鉄〉→水間
→〈水鉄〉→貝塚→〈南海〉→みさき公園→〈南海〉→多奈川
→〈南海〉→みさき公園→〈南海〉→和歌山市→〈南海〉→なんば
→難波→〈近鉄〉→上本町→〈近鉄〉→大和朝倉