鉄ファンbaijingのブログです。鉄道や日常生活の出来事を綴っていきます。


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2007/08/15

京都乗りつぶし

私はこれまでの乗り鐵を含め
関西の民鉄をこの夏中に乗りつぶす計画を進めており、
その一環として一昨日、スル関3dayチケットを使って出かけて参りました。
それではその様子をお伝えしましょう。

大和朝倉を始発で出発し、まずは京阪に乗るため丹波橋に向かいました。
八木から乗った普通は西大寺でお決まりの京都への行き先変更をされました。
ここから丹波橋→中書島→宇治→六地蔵のルートで宇治線を乗りつぶします。
やはり京阪の車両は京都を走るだけに竹林を連想させる緑が似合います。



↑宇治にて

六地蔵からは京都市交東西線を経由し、
六地蔵→御陵→浜大津→石山寺→坂本の順に京津線・石山坂本線をクリアします。
やはり京阪はただの民鉄ではないですね。
4両編成の車両が半径100m未満のカーブ
折れるようにして曲がったり道の上を堂々と走っていたり。
しかも京都では地下鉄に乗り入れていたり。
このような芸当は他の民鉄では絶対にやらないですよ。
感心しますね~。
路面電車・地下鉄の二面性が実に面白い路線でした。

↓併用区間です。迫力あります



京津線での4両は長く感じます↑
↓本線の車両を縮小した感じです。石山寺にて



坂本からはケーブルに乗って比叡山を登り延暦寺へと向かいます。
折角大津まで来たんですからやはり観光はしておかないと。
坂本ケーブルには生駒と同様に途中駅もあります。
座席はすべて坂本側に向けて設置されており、
どの席に座っても琵琶湖を眺めることができます。
また、古い車両の多い日本のケーブルですが、
こちらは新しく外観もお洒落です。



↑車両は新しい坂本ケーブルは開業して80年以上経ちます

延暦寺は時間的に西側を廻る程度に留まり、
その後バスで山頂に向かいました。
休日ということもあって人がたくさんいました。
山頂からは琵琶湖の他にも京都市街地大原の里などを一望できました。
今まで比叡山に登ったことがなかったので、
雄大な景色を目にしたときにはとにかく感動しました。
下山には比叡山への裏ルート(?)である、
京福ロープウェイ京福ケーブルを利用しました。
こちらは3dayチケットが使えないので自腹になりましたが、
今度は京都の眺めと新緑を楽しむことができました。
この日は本当に山の緑が眩しかったです。

↓有名な根本中堂です



比叡山からの琵琶湖の眺めは格別です↑
↓ロープウェイの所要時間は約3分です



ケーブルの所要時間は約9分。実は日本一の高低差を誇ります↑

比叡山から降りてきた後は乗り鐵の再開です。
近くの八瀬比叡山口から叡電で出町柳に向かいます。
鞍馬には行ったことがあるので今回はスルーします。
そして出町柳→三条→三条京阪→二条と乗り継ぎ、
京都市交の路線もクリアです。
烏丸線は前回完乗しました。
3dayチケットは電車だけでなくバスにも使えます。
四条大宮まで市交バスを使い、ここで少し遅い昼食をとりました。



↑八瀬比叡山口へはかわいらしい単行編成が充当されます

さて次は嵐電を乗りつぶします。
四条大宮→帷子ノ辻→北野白梅町→帷子ノ辻→嵐山のルートです。
嵐電には帷子ノ辻(かたびらのつじ)のような難読駅名が点在しており、
私も最初は全く読めませんでした。
併用区間もあり、
京都唯一の路面電車、嵐電の風情をお楽しみ下さい
というアナウンスが印象的でした。
大概の区間は家の裏を走るので阪堺のような雰囲気です。



↑古豪のモボ101型です

嵐山到着後は渡月橋を高速で渡り阪急に乗り換えます。
いよいよ京都を脱出です。
嵐山→桂→南茨木、さらに大阪モノレールに乗り換え、
南茨木→万博記念公園→彩都西→万博記念公園→蛍池
の順に乗りつぶしていきます。
これで大阪モノレールもクリアです。
そろそろ日も傾いてきましたので、
あと一つ、能勢電に手を付けて終わりにしようと思います。

↓渡月橋、観光客で溢れかえっていました



どことなく懐かしいです、阪急車両↑
↓新線・彩都西線開業のアートライナー(?)です



彩都西周辺はまだ開発途中で空き地が目立ちます↑

蛍池から再び阪急で川西能勢口へ。
川西能勢口→日生中央→山下→妙見口→山下→川西能勢口
のルートで能勢電もクリアしました。
阪急とは別会社の能勢電ですが、阪急からの移籍車が使われていたり
停車駅案内が宝塚線のものだったりと、
ぱっと見て阪急路線の一部であるかのように感じます。
数年前は車両にオレンジベースの塗装がされていましたが、
最近になってマールン一色に戻されたようです。
その能勢電に乗った感想ですが、
別会社の路線という実感はなく阪急の一路線というような印象を受けました。
勾配が多くスピードをあまり出さないのが千里線と似ていますね。
ですが妙見口付近は全くの“山奥”で深い森の中を走っていくという
阪急にはない一面も見せてくれます。
(実際は斜面の上に住宅街が広がっています)
私も気に入っています。

↓このような車窓は阪急路線ではお目にかかれません



中にはこのような独特の顔つきをした車両もあります↑

川西能勢口に戻って来たときは既に辺りが暗くなっていましたので
乗りつぶしはここまでにします。 川西能勢口→梅田→なんば
更になんばウォークで土産を買い、
日本橋→上本町→大和朝倉のルートで帰ってきました。
それでは今回のルートをおさらいしましょう。

大和朝倉→<近鉄>→大和八木→<近鉄>→丹波橋
→<京阪>→中書島→<京阪>→宇治→<京阪>→六地蔵
→<京都市交>→御陵→<京阪>→浜大津→<京阪>→石山寺
→<京阪>→坂本ケーブル坂本→<坂本ケーブル>→ケーブル延暦寺
延暦寺バスセンター→<京阪バス>→比叡山頂
→<京福ロープウェイ>→ロープウェイ比叡
ケーブル比叡→<京福ケーブル>→ケーブル八瀬
八瀬比叡山口→<叡電>→出町柳→<京阪>→三条
三条京阪→<京都市交>→
二条駅前→<京都市交バス>→四条大宮
→<嵐電>→帷子ノ辻→<嵐電>→北野白梅町
→<嵐電>→帷子ノ辻→<嵐電>→嵐山
→<阪急>→→<阪急>→南茨木→<大モ>→万博記念公園
→<大モ>→彩都西→<大モ>→万博記念公園→<大モ>→蛍池
→<阪急>→川西能勢口→<能勢電>→日生中央
→<能勢電>→山下→<能勢電>→妙見口→<能勢電>→山下
→<能勢電>→川西能勢口→<阪急>→梅田→<大阪市交>→なんば
日本橋→<近鉄>→上本町→<近鉄>→大和朝倉

観光あり、撮り鐵ありでかなり盛りだくさんの一日でした。
いやあ、疲れました~( ´∀`)