お久しぶりです。(といってもいつものことですが…)
新年度を迎えて何かと準備で忙しく投稿がままらなかったですが、
ようやく落ち着いてきました。
今後ともbaijingの独り言をよろしくお願いします。
ここでなんですが、私がこのブログを書いている場所は関西ではありません。
北の大地・北海道です。
この春より晴れて大学生となり、PCもVistaに変わり、
札幌市で都会暮らしをしています。
少し街のはずれなので市内といってものどかな所ですが。
******************************
GWの5月6日(水)は、北海道の鉄道を味わってみるということで
苫小牧の方まで乗り鉄に行ってきました。
この時期は日高本線直通の臨時快速”優駿浪漫号”(札幌~様似)が運転され、
また乗りつぶしの意味合いも兼ねて、ルートは
札幌→<函館本線>→岩見沢→<室蘭本線>→苫小牧→<千歳線>→札幌
にしました。
ルートがシンプルなのは、午前中に用事があったことと
本数が少ないので乗り継ぎがしにくいことのためです。
札幌を14:40に出発しました。
札幌→<区間快速いしかりライナー|岩見沢>→岩見沢
まずは左の721系で岩見沢まで向かいます。
札幌からしばらくは大都会の中を走行していましたが、
白石を過ぎたあたりからだんだん風景がのどかになっていきます。
江別を過ぎると区間快速は普通に変わりますが(江別から各駅の案内)、
ここで駅間がぐっと伸び石狩平野を快走します。
そう、SL時代からの歴史があるJRは駅の間が非常に長い。
同じ普通でも私鉄とはボリュームが一味違うんですね。
岩見沢は函館本線と室蘭本線が分岐する交通の要所。
ここで列車の本数は激減し、旭川方面には特急が1・2本、
普通は1本か全くない時間帯もあります。
そして私がこれから乗る室蘭本線の岩見沢~苫小牧は普通が1日7本と
関東・関西の感覚でいくと萎える少なさです。
しかしこんな路線が当たり前なんだから北海道はすごい!(;゚A゚)
JR北海道の札幌近郊では721系や、写真の731系が活躍。
731系はJR北海道初のロングシート車で、私のお気に入りの車両↑
↓こちらは国鉄型の711系。
新型車両に追いやられる形で、現在は
岩見沢以北や苫小牧以南の電化区間で主に活躍しています。
なお、711系は改造された編成が多いのですが、
この編成は比較的原形をとどめた貴重な存在といえます。
JR北海道の電車はほぼ全てがシングルアームパンタ。
711系には不似合いな気もしますが、面積が狭くなるので
雪の重みで架線からパンタが離れるのを防げるので、北海道では重宝しています↑
↓岩見沢駅は近年駅舎が建て替えられ綺麗になりました。
駅前にはメタセコイヤも植えられています
岩見沢→<普通|苫小牧>→苫小牧
やってきたのはキハ40型。
キハ58型とは違い、北海道ではまだ至る所で活躍しています。
列車は3両編成ですが、旅客扱いするのは先頭1両のみ。
回送も兼ねているんでしょうか?
室蘭本線は一応「本線」と称していますが、
前途の通り岩見沢~苫小牧は本数が非常に少ないローカル線です。
北海道では「本線」がローカル線みたいになるのはよくあることなんです。
SL時代はここを長い編成の客車や貨物列車が行き交っていたのでしょう。
実際に眺めてみると、ホームがやたら長かったり、
対向車両もないのに複線区間があったりして、往時の面影をしのばせているようです。
しかし、車内には部活帰りの高校生や帰宅途中の主婦の姿が多く見られ、
また多くの無人駅には駅前広場が整備され、駅前通りができていました。
こうしたことからも、本数が少なくともローカル線が住民の大切な足として
機能していることが実感できました。
日もだいぶ傾き、1時間半かけて苫小牧に到着しました。
石勝線と接続する追分にて。
キハ40型は使い勝手がいいのかまだまだ現役で活躍しています↑
↓沿線には広々とした田園風景が広がっています
苫小牧→<快速”優駿浪漫”|札幌>→札幌
苫小牧では日高本線の普通と臨時快速”優駿浪漫号”が並んで停車していました。
”優駿浪漫号”は、日高本線の苫小牧~様似で運転されている普通列車を
大型連休の時期に札幌まで延長運転する列車(快速運転は札幌~苫小牧)。
車両はキハ40型の場合もあれば、
団体用のキハ183型ニセコ編成の場合もあります。
今回はやってきたのは後者のニセコ編成。
3両編成のうち、札幌方先頭車が指定席ですが、残り2両は自由席です。
あくまでも快速なので、自由席には乗車券だけで乗れます。
そう!リゾート列車に特急券なしで乗れる、「乗り得」な列車なのです。
停車駅は様似~苫小牧の各駅、南千歳、新札幌、札幌、
ただしダイヤの合間を縫って走るので、島松と上野幌で快速エアポートに抜かされ、
停車駅の多い後続の快速の方が札幌に早く着いてしまうのが痛いです。
それでもリクライニングシートでのんびりくつろげるのは結構得した気分になりました( ´∀`)
苫小牧を18:17に発車、札幌に19:31に到着しました。
苫小牧に停車中の”優駿浪漫号”。
充当されたのは”ニセコエクスプレス”でお馴染みの編成。
丸みを帯びた全面がかわいらしいです↑
↓普段の日高本線で使用されるキハ40型。
こちらは専用塗装で、沿線をイメージしたサラブレッドのマークが施されています
18:12にタイミングよく寝台特急北斗星|上野もやってきました↑
↓燃える夕日を眺めながら札幌を目指す
******************************
車両も本州では見かけない形式だったり装備が全く違っていたりと
新鮮な感触がありました。
もう少し本数が欲しい路線が多いJR北海道ですが、
利用者数を考えるとやむを得ないことなんでしょう。
ただ、そうした不便さが逆に鉄道の旅情を感じさせており、
またいつか新しい路線に乗ってみたい、
もっと遠くに行ってみたいという意欲を掻き立ててくれたように思いました。
新年度を迎えて何かと準備で忙しく投稿がままらなかったですが、
ようやく落ち着いてきました。
今後ともbaijingの独り言をよろしくお願いします。
ここでなんですが、私がこのブログを書いている場所は関西ではありません。
北の大地・北海道です。
この春より晴れて大学生となり、PCもVistaに変わり、
札幌市で都会暮らしをしています。
少し街のはずれなので市内といってものどかな所ですが。
******************************
GWの5月6日(水)は、北海道の鉄道を味わってみるということで
苫小牧の方まで乗り鉄に行ってきました。
この時期は日高本線直通の臨時快速”優駿浪漫号”(札幌~様似)が運転され、
また乗りつぶしの意味合いも兼ねて、ルートは
札幌→<函館本線>→岩見沢→<室蘭本線>→苫小牧→<千歳線>→札幌
にしました。
ルートがシンプルなのは、午前中に用事があったことと
本数が少ないので乗り継ぎがしにくいことのためです。
札幌を14:40に出発しました。
札幌→<区間快速いしかりライナー|岩見沢>→岩見沢
まずは左の721系で岩見沢まで向かいます。
札幌からしばらくは大都会の中を走行していましたが、
白石を過ぎたあたりからだんだん風景がのどかになっていきます。
江別を過ぎると区間快速は普通に変わりますが(江別から各駅の案内)、
ここで駅間がぐっと伸び石狩平野を快走します。
そう、SL時代からの歴史があるJRは駅の間が非常に長い。
同じ普通でも私鉄とはボリュームが一味違うんですね。
岩見沢は函館本線と室蘭本線が分岐する交通の要所。
ここで列車の本数は激減し、旭川方面には特急が1・2本、
普通は1本か全くない時間帯もあります。
そして私がこれから乗る室蘭本線の岩見沢~苫小牧は普通が1日7本と
関東・関西の感覚でいくと萎える少なさです。
しかしこんな路線が当たり前なんだから北海道はすごい!(;゚A゚)
JR北海道の札幌近郊では721系や、写真の731系が活躍。
731系はJR北海道初のロングシート車で、私のお気に入りの車両↑
↓こちらは国鉄型の711系。
新型車両に追いやられる形で、現在は
岩見沢以北や苫小牧以南の電化区間で主に活躍しています。
なお、711系は改造された編成が多いのですが、
この編成は比較的原形をとどめた貴重な存在といえます。
JR北海道の電車はほぼ全てがシングルアームパンタ。
711系には不似合いな気もしますが、面積が狭くなるので
雪の重みで架線からパンタが離れるのを防げるので、北海道では重宝しています↑
↓岩見沢駅は近年駅舎が建て替えられ綺麗になりました。
駅前にはメタセコイヤも植えられています
岩見沢→<普通|苫小牧>→苫小牧
やってきたのはキハ40型。
キハ58型とは違い、北海道ではまだ至る所で活躍しています。
列車は3両編成ですが、旅客扱いするのは先頭1両のみ。
回送も兼ねているんでしょうか?
室蘭本線は一応「本線」と称していますが、
前途の通り岩見沢~苫小牧は本数が非常に少ないローカル線です。
北海道では「本線」がローカル線みたいになるのはよくあることなんです。
SL時代はここを長い編成の客車や貨物列車が行き交っていたのでしょう。
実際に眺めてみると、ホームがやたら長かったり、
対向車両もないのに複線区間があったりして、往時の面影をしのばせているようです。
しかし、車内には部活帰りの高校生や帰宅途中の主婦の姿が多く見られ、
また多くの無人駅には駅前広場が整備され、駅前通りができていました。
こうしたことからも、本数が少なくともローカル線が住民の大切な足として
機能していることが実感できました。
日もだいぶ傾き、1時間半かけて苫小牧に到着しました。
石勝線と接続する追分にて。
キハ40型は使い勝手がいいのかまだまだ現役で活躍しています↑
↓沿線には広々とした田園風景が広がっています
苫小牧→<快速”優駿浪漫”|札幌>→札幌
苫小牧では日高本線の普通と臨時快速”優駿浪漫号”が並んで停車していました。
”優駿浪漫号”は、日高本線の苫小牧~様似で運転されている普通列車を
大型連休の時期に札幌まで延長運転する列車(快速運転は札幌~苫小牧)。
車両はキハ40型の場合もあれば、
団体用のキハ183型ニセコ編成の場合もあります。
今回はやってきたのは後者のニセコ編成。
3両編成のうち、札幌方先頭車が指定席ですが、残り2両は自由席です。
あくまでも快速なので、自由席には乗車券だけで乗れます。
そう!リゾート列車に特急券なしで乗れる、「乗り得」な列車なのです。
停車駅は様似~苫小牧の各駅、南千歳、新札幌、札幌、
ただしダイヤの合間を縫って走るので、島松と上野幌で快速エアポートに抜かされ、
停車駅の多い後続の快速の方が札幌に早く着いてしまうのが痛いです。
それでもリクライニングシートでのんびりくつろげるのは結構得した気分になりました( ´∀`)
苫小牧を18:17に発車、札幌に19:31に到着しました。
苫小牧に停車中の”優駿浪漫号”。
充当されたのは”ニセコエクスプレス”でお馴染みの編成。
丸みを帯びた全面がかわいらしいです↑
↓普段の日高本線で使用されるキハ40型。
こちらは専用塗装で、沿線をイメージしたサラブレッドのマークが施されています
18:12にタイミングよく寝台特急北斗星|上野もやってきました↑
↓燃える夕日を眺めながら札幌を目指す
******************************
車両も本州では見かけない形式だったり装備が全く違っていたりと
新鮮な感触がありました。
もう少し本数が欲しい路線が多いJR北海道ですが、
利用者数を考えるとやむを得ないことなんでしょう。
ただ、そうした不便さが逆に鉄道の旅情を感じさせており、
またいつか新しい路線に乗ってみたい、
もっと遠くに行ってみたいという意欲を掻き立ててくれたように思いました。
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