お久しぶりです。
定期考査により数周間更新が滞っていました。
これより投稿を開始致します。
さて、昨日10月27日、
ある意味で間一髪というような事故が発生しました。
午後3時5分頃、南海高野線・りんかんサンラインの我孫子前~浅香山で
ヘリコプターが墜落・炎上し、5時間に渡って運転を見合わせたというもの。
特に、事故現場のすぐ近くで停車した
なんば発和泉中央行き準急は定刻より1分遅れて走行していたため、
定刻通りに走っていればヘリコプターに直撃した可能性もありました。
この、我孫子前~浅香山がどのような区間であるのかといいますと、
同線では最も本数の多い区間である
なんば~中百舌鳥のほぼ真ん中あたりに位置しており、
1時間あたりに
各駅停車×5
準急×5 (泉北直通)
区間急行×2
急行×3 (一部快速急行)
をベースとして
特急×1
がやってきます。
簡潔にいえば1時間に15本、5分待っていれば列車を見れるという
かなりの高頻度運転を行っているわけです。
(本線よりも多いです)
我孫子前・浅香山に停車するのは各停のみ、
天下茶屋から準急は堺東まで、
区急以上は中百舌鳥を通り越して北野田以遠までノンストップで走っています。
よって今回停車した準急は両方の駅を通過することになっていたわけで
各停と違ってブレーキを掛けるタイミングでその後の事態が大きく変わりました。
ただし、この辺りはカーブが多く過密ダイヤで列車がつかえているために
極端なスピードが出せなかったのも、衝突を免れた理由の一つだと思います。
(近鉄でいえば大阪線河内山本界隈・阪急で言えば千里線淡路界隈)
先日乗りつぶしで乗ったときも結構徐行していました。
と、衝突が起きなかったのが唯一の幸いだったといえます。
それにしても列車の遅れは時としてマシな結果を生み出すんですね。
鉄道といえば正確なダイヤが売りで
数分の遅れも許されないような雰囲気ですが、
必ずしも正確であることが良いとは限らないのでしょう。
あまりにも遅れるとそれはそれで困りますがね…
因みにこれが近鉄奈良線の花園界隈で起こったとすれば
どのようなことになっていたのでしょうか?
ここのダイヤといえば
各駅停車×6
区間準急or準急×3
急行×3
快速急行×3
をベースに
特急×α
回送列車×β
の1時間に15本の高頻度運転を行っていますので
衝突の可能性は高野線と同じくらいでしょう。
ただしこちらは高架工事を行っていますので
列車よりも高架橋に衝突する可能性が高いと思われます。
どちらにせよ、このような事故は起こらないことが一番なのです。
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