もうあの惨劇から2年が経つんですね。
当日、自分の見た夕刊には事故の惨状が生々しく載せられていました。
2府12県に及ぶ莫大な輸送網の管理による安全対策の空洞化、
社員に対する無意味な日勤教育など、
JR西日本の現状にショックを受けた1日でした。
2年たった今でも、停電や衝突事故など、
この事故の教訓を活かすことができたのかといえば、
とても「はい」とは言い切れない状況です。
ダイヤ改正によって「ゆとりのダイヤ」が実施されましたが、
果たして「ゆとり」をもつことはできたのでしょうか。
新型ATSは完全なものであったのでしょうか。
通勤圏の路線には一通り新型ATSが設置されましたが、
だからといって全ての路線において安全が保障されたのではありません。
地方のローカル線で事故が起これば全く意味のないことです。
どの鉄道会社でも言えることですが、鉄道である限りは
どんな路線に対しても熱心であることが大切だと思います。
たとえ毎年赤字を生み出しているような盲腸線であったとしても、路線は路線。
列車に乗ってくれる乗客がいることを忘れず、
全力で安全に力を注いでもらいたいものです。
最後に、事故で亡くなられた方々に、ご冥福をいたします。
鉄ファンbaijingのブログです。鉄道や日常生活の出来事を綴っていきます。
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